和歌山県湯浅町の古い町並み
醬油の発祥の地、和歌山県湯浅町の古い町並み
醬油の発祥の地して有名な和歌山県湯浅町の一角に「湯浅伝統的建造物群保存地区」があります。
写真愛好家の撮影スポットになると思いますので紹介します。
湯浅の醬油は鎌倉時代に紀州由良の興国寺の僧、覚心が中国から径山寺味噌の製法を持ち帰り金山寺味噌が出来た。その製造の過程で偶然できたのが醬油らしい。
現在も残っている醬油蔵は「角長」ぐらいらしいが、ヤマサ醤油を創業した初代濱口儀兵衛という人は、隣りの広村(現広川町)の出身ということです。
車でのアクセスは阪和自動車道で来れば有田インターで降りて国道42号線を少し走ってオークワを過ぎた「湯浅」の交差点を右折し直進すると大仙堀があります。
駐車場は伝建地区来訪者駐車場(無料)が「北の町老人憩の家となり」にあるようです。川の向こう側にも観光用無料駐車場があります。「角長」も駐車場あり。
車で街中へ入って行くとかなり細い道などあって分かり難いので注意です。
「湯浅伝統的建造物群保存地区」湯浅町の古い町並み
まずは「大仙堀(だいせんぼり)」にある「角長」の写真です。
この撮影時は潮が引いているためか、堀の水がありません。(二枚目の写真)
潮が満ちている時はおそらく水があると思うのでそのタイミングを狙って撮影した方が良いと思います。
















広川のシロウオ漁の四手網
毎年二月から三月ごろ河口でシロウオ漁が行われます。


稲むらの火
「稲むらの火」は1854年の地震で、津波が襲ってくると予感し、収穫した大切な稲むらに火を放ち、多くの村人を救った物語
「稲むら」っていう村があるのかと思っていましたが、写真のような刈り取った稲を乾燥させるために野外に積み上げたものなんですね。

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