飛騨古川
はじめて飛騨古川に行ったのは偶然に古川祭りの日。高山に行ってその途中に飛騨古川に足を運んだ。
その時は露店などもあり人も多く賑やかだった。
人が多くて散策せずに高山に戻った。
その時の感じでは古川は高山とはまた違う風情のある町なのでゆっくり散策して写真も撮りたいと思っていた。
整備されて造られた感もあるが、落ち着いた良い雰囲気もある。
岐阜県北部にある飛騨古川は、歴史と風情が息づく町です。白壁土蔵や石畳の小道、瀬戸川を泳ぐ色鮮やかな鯉など、まるで江戸時代にタイムスリップしたような美しい街並みが広がっています。
高山の観光地に比べて人も少なく、静かで落ち着いた雰囲気が魅力。毎年春に行われる「古川祭(起し太鼓)」では、迫力ある太鼓と豪華な屋台が街を彩り、多くの観光客を惹きつけます。
また、アニメ映画『君の名は。』の舞台としても知られており、聖地巡礼の目的で訪れるファンも多いです。
写真撮影の良さとコツ
● 良さ
風情ある町並み:白壁の蔵や古い町家、石畳の道は日本の原風景のようで、どこを撮っても絵になります。
四季折々の美しさ:春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色――どの季節も違った魅力を見せてくれます。
瀬戸川の鯉:川沿いを泳ぐ色鮮やかな鯉は写真のアクセントに最適。
人が少ない平日は撮影チャンス:混雑を避けてゆっくりと撮影が楽しめます。
● コツ
朝や夕方の光を活かす
→ 柔らかな自然光が町並みを優しく照らし、陰影が美しく写ります。特に朝の静けさはおすすめ。
ローアングルや斜め構図を試す
→ 石畳の道や川沿いなど、ローアングルで撮ると奥行きが強調されてドラマチックな一枚に。
鯉を撮るなら偏光フィルター(PLフィルター)を使うと◎
→ 水面の反射を抑え、鯉や川底がくっきり写ります。
雨の日もチャンス
→ 石畳が濡れて反射し、雰囲気のある写真が撮れます。傘をさす人の姿も絵になります。
三脚を使って夜の撮影も
→ 街灯や灯篭に照らされた町並みは幻想的。長時間露光で雰囲気たっぷりの写真に。
追伸、2019年にまた行って写真を撮り直したので次にあっぷしました。










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