三重県志摩市阿児町　安乗埼灯台の写真

三重県志摩市阿児町安乗に位置する「安乗埼灯台」は、太平洋に面した岬の先端に建つ、歴史ある灯台です。1873年（明治6年）に点灯した、日本でも珍しい四角い形の白亜灯台で、全国的にも貴重な存在です。

この灯台は、伊勢湾や熊野灘を航行する船の目印として長年親しまれており、今も現役。晴れた日には遠く志摩半島のリアス式海岸が一望でき、特に日の出や夕日の時間帯には幻想的な光景が広がります。

灯台は有料で内部見学が可能（※大人300円程度）で、らせん階段を上った先の展望スペースからは、360度の大パノラマが楽しめます。

📷 写真撮影の良さとコツ

魅力的な撮影ポイント

• 灯台と海のコントラスト：白い灯台と青い海の組み合わせは鉄板の美しさ。空の色や雲の表情によって雰囲気が大きく変わります。
• 日の出・夕焼け：岬の位置関係から、日の出の時間帯に灯台と朝日を絡めて撮るのが特に人気。逆に夕方には灯台をシルエットにした撮影が映えます。
• 季節ごとの草花：春～初夏にかけては灯台周辺の草花と組み合わせて、優しい雰囲気の写真が撮れます。

撮影のコツ

1. 広角レンズを活用する：灯台全体と風景を広く捉えるには、広角レンズがベスト。灯台の直下から見上げる構図も面白いです。
2. 三脚使用で夕暮れ撮影：光が少ない時間帯の撮影には三脚が必須。波の動きを滑らかに写す長時間露光にも挑戦してみましょう。
3. 人物との対比でスケール感を出す：灯台の大きさを表現するには、人物を入れた構図もおすすめです。旅の記録にもなります。