愛知県、桜の写真撮影旅行
今回、岐阜県の南部を中心に隣接する愛知県の桜の写真を撮影したくて巡りました。
写真撮影と言っても朝日や夕日を絡めた本格的なものではなく、お昼間に撮ったただの写真です。
今回2回に分けて延べ5日岐阜県と愛知県をウロウロしましたが、この間に何本の桜が見れたでしょうか。とにかく岐阜県や愛知県の郊外の平地は桜が多いです。それも1か所で半端な数ではありません。延々と桜が続く感じです。岐阜県は渓流王国と言われるので川が多いのもあるのでしょう。
https://kawasemi.club/outdoor/blog/gifu-prefecture-cherry-blossom-photography-trip
大口町 五条川桜並木
愛知県丹羽郡大口町の五条川沿いに咲く桜並木の写真です。町を南北に流れる五条川の両岸に続く約2kmの桜並木は、毎年多くの花見客で賑わい、地元でも有名な桜の名所のようで多くの花見客が来ていました。
五条川は、愛知県の春日井市を源流とし、岩倉市や大口町、江南市などを流れる全長28kmの川。その川沿いには、地元の人々が大切に育ててきた約4,000本もの桜が植えられているということ。特に大口町周辺の桜並木は、例年3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎え、多くの花見客で賑わうようです。
ネットで見ると新田橋付近で菜の花とのコラボ写真が載っていたので楽しみにしていましたが、菜の花は少ししか咲いていませんでした。もう遅かったのかも知れません。
車から見えたのですが、新田橋より上流の方で水面に散った桜の花びらが場所によっては川面一面に広がっているところがありました。堰堤か何か水の流れの緩いところでしょうか。変わった写真が撮れるかもと思いましたが、この日三か所目の撮影でもうそこまで歩く元気が出ませんでした。
撮影日は2025年4月8日14時ごろ。
RAW撮影
現像:Lightroom Classic
水面の写真は「かすみの除去」+48
桜の花のクローズアップはf=78mm F11






アクセス
名鉄犬山線「柏森駅」から徒歩またはバスでアクセス可能。
車は、国道41号線や名神高速道路「小牧IC」から約20分。
駐車場:大口町役場など
観光マップ
国宝 犬山城
愛知県犬山市に位置する「犬山城」は、日本最古の木造天守を持つ国宝の城として知られています。戦国時代の1537年、織田信長の叔父・織田信康によって築かれたこの城は、木曽川沿いの小高い丘に建ち、濃尾平野を一望できる絶好のロケーションにあります。天守最上階からは、遠くに岐阜城や小牧山城を望むことができるようですが、人の多さに圧倒され下から写真を撮るだけ 。城下町は向こうが見えないくらいの大勢の観光客が。
五年ほど前に飛騨高山や古川で人の居ない早朝に街並みの写真を撮りましたが、今でも早朝は観光客が少ないのでしょうか。ここ犬山城も早朝なら外国人も少ないのでしょうか。このような観光地は人の居ない写真を撮ることが難しくなってきますね。
犬山城は、現存する天守の一つであり、国宝に指定されています。その歴史は、織田信康が築城した1537年に始まり、豊臣秀吉や徳川家康など、歴史上の著名な人物とも関わりがあります。城の構造は、戦国時代の防衛機能を備えつつ、美しい木造建築としての趣も兼ね備えています。
城下町の散策
犬山城の周辺には、江戸時代の町並みが残る城下町が広がっています。このエリアでは、伝統的な建物を活かしたカフェや土産物店が立ち並び、食べ歩きやショッピングを楽しむことができます。特に、串グルメやインスタ映えするスイーツが人気のようで、着物姿の外国人観光客も散見します 。






アクセスと基本情報
住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2
アクセス:名鉄「犬山遊園駅」西口より徒歩約15分
公式サイト:https://inuyama-castle.jp
国営木曽三川公園 138タワーパーク
愛知県一宮市に位置する「国営木曽三川公園 138タワーパーク」は、春になると桜の名所として多くの人々で賑わいます。園内にはエドヒガン、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラなど10品種、約170本の桜が植えられており、3月中旬から4月中旬にかけて見頃を迎えます 。
公園のシンボルである高さ138メートルの展望タワー「ツインアーチ138」からは、園内や隣接する木曽川堤の桜並木を一望できます 。
また、隣接する木曽川堤では、約600本の桜が約4キロメートルにわたって咲き誇り、国の名勝および天然記念物に指定されています 。
ただ、ここでは桜の写真撮影は一服。
岐阜は行けども行けども桜並木が続くところが所々にあるので、桜以外のネモフィラとこのタワーを広角で撮りたくなったため訪問。
これも4月7日ですが、駐車場も空きが少ないぐらい大勢の人が。
桜の威力です。











撮影時刻は15時頃。
アクセス情報
住所:愛知県一宮市光明寺字浦崎21-3
車でのアクセス:名神高速「一宮IC」下車、国道22号を北上約20分
東海北陸自動車道「一宮木曽川IC」より約8分
公共交通機関:名鉄「名鉄一宮」駅またはJR「尾張一宮」駅から名鉄バスに乗換え、「138タワーパーク」バス停下車すぐ
駐車場:無料
公式サイト:https://www.kisosansenkoen.jp/~tower138/index.html
国営木曽三川公園 フラワーパーク江南
愛知県江南市に位置する国営木曽三川公園 フラワーパーク江南は、四季折々の花々と広大な緑地が魅力の公園です。入園料は無料で、家族連れや友人同士で気軽に訪れることができます。
園内では、一年を通じて多彩な花々を楽しむことができ、春には約110本の桜が咲き、堤の桜とは違う雰囲気が楽しめます。






アクセス
住所:愛知県江南市小杁町一色
車でのアクセス:東海北陸自動車道「一宮木曽川IC」から約25分
駐車場:無料
公式サイト:https://www.kisosansenkoen.jp/~konankaki/index.html
関連記事
飛騨古川ユースホステル
6軒めのユースホステル・飛騨古川ユースホステルユースホステルをいくつか泊まってみて昔のイメージと違って良くなっていたので、このユースホステルも良さそうだなと思って泊まってみたいと思っていた。そろそろ秋の良い季節になったので、紅葉や野鳥を撮影する目的で泊まってみた。紅葉は結局穂高ロープーウェイ付近や安房峠を撮影した。 ..
雨上がりで神秘的な紅葉の天生峠
紅葉の名所・天生峠(あもうとうげ)の紅葉天生峠は、岐阜県飛騨市と岐阜県大野郡白川村の県境にあり、標高1289メートルの峠でブナやウルシ、カエデ、ナナカマド等が色づく紅葉の名所で、県立公園に指定されています。天生峠はこれで三回目ですが、初めて来たのはもう随分と前で記憶も薄いのですが、 …
旅情庵 ユースホステル
木曽福島 旅情庵 ユースホステル (閉館)
秋のひるがの分水嶺公園~御母衣ダム
ひるがの分水嶺(ぶんすいれい)公園大日ヶ岳から流れてきた水はここひるがの高原を分水嶺として太平洋側と日本海側に分かれて流れていきます。この分水嶺公園では一本の川から日本海と太平洋に水が分かれて流れて行く様子を見ることができます。太平洋側は長良川、日本海側は庄川です。秋には紅葉も楽しめ、写真スポットとしてもおすすめです。 …
飛騨地方の新緑の写真
飛騨高山の久々野町から朝日の方へ行く道沿いの新緑です。まだ山桜も残っていました。 大阪近辺ではこんな感じの新緑はありません。龍神スカイラインなどは少し近いイメージになりますが。 かなり明るめにしました。 AIに聞いた新緑 […]
岐阜県 関 せきてらす 刃物センター
関市(岐阜県)は、鎌倉時代から続く日本有数の刃物産地として知られています。その伝統と技術を体感できる施設が「せきてらす」と「岐阜関刃物会館」です。 美濃のうだつの上がる町並みへ行く途中に関市の刃物センターに寄ってみまし […]
奥飛騨温泉郷 冬
奥飛騨温泉郷の冬景色です。新平湯温泉の「甚九郎」と平湯温泉の「ひらゆの森」に泊まった時のもので、それぞれ違う時に行ったものですが、奥飛騨の冬の写真としてまとめました。新平湯温泉「甚九郎」平湯温泉「ひらゆの森」甚九郎に泊まったのは大晦日と元旦だったのですが、年に一度あるかないかの大雪だったそうです。 …
飛騨高山「桜ゲストハウス」に泊まった時の写真
一昨年に宿泊した飛騨高山の「桜ゲストハウス」に再度宿泊しました。 前回宿泊した時はツインの部屋が取れず仕方なく二段ベッドの部屋にしたが、今回はツインの部屋が取れた。 今回じゃらんで予約したが2名で合計:4,600円(税込 […]
飛騨古川
はじめて飛騨古川に行ったのは偶然に古川祭りの日。高山に行ってその途中に飛騨古川に足を運んだ。その時は露店などもあり人も多く賑やかだった。人が多くて散策せずに高山に戻った。その時の感じでは古川は高山とはまた違う風情のある町なのでゆっくり散策して写真も撮りたいと思っていた。整備されて造られた感もあるが、 …
郡上八幡─ 水と踊りの城下町の写真撮影
岐阜県の山間にたたずむ「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」は、古き良き日本の風景と文化が色濃く残る町。清らかな水と歴史ある町並み、そして夏の風物詩「郡上おどり」で知られ、年間を通じて多くの観光客が訪れます。 ◆ 郡上八幡の […]