霧の生石高原の写真─霧が織りなす生石高原の絶景
和歌山県の山間に広がる「生石高原(おいしこうげん)」。四季折々に美しい表情を見せるこの場所は、特に霧が立ちこめる朝や夕方に、まるで別世界に迷い込んだかのような幻想的な景観を見せてくれます。
雲の中を歩くような感覚
標高870メートルの位置にある生石高原は、周囲を遮るものが少なく、見渡す限りのススキ野原が広がります。特に秋には一面が銀色に輝くススキで覆われ、その美しさはまるで絵画のよう。
しかし、霧が出る日にはその風景が一変。山の上からゆっくりと立ち昇る霧が高原全体を包み込み、草原はかすんだ白のヴェールをまとったようになります。視界がぼんやりとする中、風に揺れるススキの穂が幻想的なシルエットを浮かび上がらせ、まるで雲の中を歩いているかのような錯覚に陥ります。
静寂の中にある特別な時間
霧に包まれた生石高原には、言葉にならない静けさがあります。鳥のさえずりや草を踏みしめる足音さえも、霧の中ではどこか遠くから響いてくるように感じられます。その空気感は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、癒しと浄化のひととき。
カメラを手に訪れる写真愛好家や、静かな時間を求めるハイカーにとって、この霧の瞬間はまさに「狙い目」。同じ風景でも、晴れの日とはまったく異なる表情を見せてくれるため、何度訪れても新しい発見があります。
この日、朝9時過ぎ頃、生石高原に到着です。
まだ、人は少ないようですので急いで撮影に上がって行きました。
撮影を始めてしばらくすると急に霧が出てきて幻想的な状況に。
生石高原でこの霧は初めてなのでチャンスとばかり撮りまくり。
ハーフND8フィルターも付けたりして色々撮影。
ススキの露のキラキラが撮れないかとあらかじめクロスフィルターを付けてましたが、それは効果得られず。
クロスフィルターを付けたままハーフNDを付けて太陽入れたら一枚目の写真のようになってしまいました。
なんでやろ?
NDフィルターつけて絞りすぎるとこうなるらしい。

紀美野町役場
和歌山県海草郡紀美野町動木287番地
電話:073-489-5901
「山の家おいし」
TEL 073-489-3586








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