ツバメ飛翔写真撮影
デジボーグの、BORG 50FL、BORG 71FLその他のBORG機種で撮影したツバメ飛翔写真です。
ネットでツバメ飛翔の作例を見ると発色の良くない写真が多いですが、BORGで撮影したものは色が良く出たクリアな画像が撮影できます。
次のスライド御覧頂けば一目瞭然です。BORGのヌケの良さが際立ちます。
いくら画像処理でレタッチしてもこの色は出ません。
5メートル前後の近距離から高速で飛ぶツバメを捉えた他にはない高解像の飛翔写真です。
ツバメ
ツバメは日本には夏鳥としてやって来ます。スズメとともに昔から野鳥に興味がない人でも知っている身近な鳥です。
全長は17cmぐらい、翼開長は32cmぐらい。全長の17cmというのはカワ
セミと同じですが、カワセミは嘴が長い分、全体的にはツバメより小柄です。
ツバメの背は光沢のある紺色で、喉と額が赤茶。腹は白い。
成鳥の尾は長く切れ込みの深い二股で、地面に降りることはあまりなく、飛翔する昆虫などを飛びながら空中で捕食する。また、水面上を飛行しながら水を飲みます。
何羽もイワツバメが同じ場所で次々に水を飲む光景を何度か見ました。置きピンで撮り易かったです。
基本的には夏鳥ですが、一部越冬する個体もあるようで、私も静岡で正月にツバメを見たことがあります。
巣は泥と枯草などを唾液で固めて巣を作ります。民家の軒先などに巣を作り、天敵のカラスなどから卵を守っていると考えられていますが、最近は軒先に巣を作っても取り払われてしまうのでツバメの子育ても厳しくなり、個体数が減っているようです。
繁殖期は4 - 7月ごろで巣は基本新しく作りますが、古い巣を修復して使うこともあるようで毎年同じところに営巣します。
ツバメのスピードは時速40?50キロらしく、最高では200キロで飛ぶこともあるようです。
巣立ったばかりの幼鳥は飛ぶスピードが遅いので飛翔写真撮影の狙い目です。
ただ、尾はまだ短いので写真写りは今ひとつです。(笑)
写真は飛翔中の瞬膜が写ったものです。口を大きく開け虫を捕える際に瞬幕を閉じているようです。
馴染みの深いツバメの他に、コシアカツバメ、イワツバメ、その他の種類があります。
イワツバメは近年は橋げたに集団で営巣し、集団で子育てしています。
幾つもの巣を作り、給餌は集団で入れ代わり立ち代わり餌を雛に運んでいます。
飛来時期は当地ではツバメより早いように思います。
体長はツバメより小さく全体に丸い感じです。
コシアカツバメはツバメより一回り大きい感じで、翼と尾羽の間の腰の部分の背側が、 薄いオレンジ色をしています。 このツバメも集団営巣で、徳利や壺状の面白い形の巣を作るのでトックリツバメと呼ばれることもあるようです。
初めて挑戦したBORGでのツバメの飛翔写真(トビモノ)の撮影
最近ツバメの飛んでいるところの撮影にBORGで挑戦したのですが、なかなか面白かったのでこのページで紹介させていただきます。(2010.9.30)
非常にスピードのあるツバメの飛翔ですが、BORGは軽いので安定した追い方ができるようです。
カメラ設定 マニュアル
照準器必要
フォーカスは置きピンです。(ヘリコイドを外してドロチューブで固定です)
シャッタースピードは殆ど1/2000、1/1600で撮りましたが流し撮りですので1/800ぐらいでも大丈夫ような感じです。
撮影場所はやはりツバメがたくさん居る所が良いです。
撮影した場所はたくさんのツバメが飛び交っているのですが、中にはもたつきながら飛んでいる個体や何周か同じコースを飛ぶ個体があります。できるだけそのような個体を見つけて照準器で追います。 予め置きピンにし、ピント合いそうな範囲の目安をたて、ツバメがこの辺りに来た時に連写するつもりでスタンバイします。 写し易そうな個体を見つけた時はピントの合う範囲だけ追うのではなく、ツバメが見えている限りは照準器で追い続けます。
置きピンする距離ですがあまり近いとピントの合う範囲も狭く、ツバメを捉えるのも難しいように思いますが、もともと連写で何枚も撮る中の少ない成功率なので、一層の事近くに置きピンして大きく写るように狙った方がピントが来た時の絵は遥かに良いです。
撮影を始めた初日は10メートル辺りにも置きピンしましたが画像を見て翌日からやめました。ピントは合い易く入れ易いですが迫力がありません。webに表示できる程度で観賞用、印刷用にはなりません。
今回アップした写真は5~7メートルぐらいの距離に置きピンしていると思います。(もう少し近いかも知れません。)
下に紹介していますカワセミの置きピン撮影のように被写界深度に頼るのではなく、 少し証拠写真を撮ったら後はどんどん近くに置きピンして一枚傑作を狙えば良いと思います。
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BORG71FL | BORG71FL | BORG71FL | BORG71FL | BORG71FL | BORG71FL | BORG60ED | BORG60ED | BORG60ED | BORG45ED |
2015.07.19
ツバメの飛翔写真(トビモノ)
上記写真はツバメのトビモノを初めて撮影した年のもので非常に写りの悪い画像です。翌年以降に撮影したレベルアップした画像を追加しました。
BORGでのツバメの飛翔写真撮影
初めてツバメの飛翔写真の撮影に挑戦したのはBORG71FLでのことでした。
71FLが発売されて曽爾高原にホオアカを撮りに行った時にツバメが同じところをグルグル回って飛んでいました。
それを見て歩留まりは悪いだろうが置きピンで連写したらツバメの飛翔写真が撮れるのではないかと思いついたのがはじめです。
何処か近くでツバメの沢山飛んでいる所はないかと探し回ると、玉ねぎ畑の横に玉ねぎを処理した玉ねぎの川や茎などを捨ててあるところがありました。
そこから虫が発生するのか何羽かのツバメがその上をグルグル飛んでいるのです。"これは撮れるのでは!"と早速BORG71FLで撮影したところ意外と撮れたのです。
8月の終わりごろの1週間ほどツバメを撮りに通いました。9月にも少し撮りましたがツバメが少なくなったのでその年はそれで終わりました。
この時感じたことですが、どうも撮影した写真の発色が悪く色が出ないで首を傾げました。ただ、これは71FLで逆光のカモを撮った時にも感じたことでした。
カメラはオリンパスE-3です。
考えた結果、BORG71FLの鏡筒内部の反射が原因でこのような写りになっているのだろうという考えに至り、BORGの内部に植毛紙を貼ることを始めました。
BORGでのツバメの飛翔写真を本格的に撮影したのは翌年でその頃にはBORG50FLが発売されていましたので2年目はBORG 50FLでの撮影が主体となりました。
もちろん内面の処理はしていますが、カメラがペンタックスK-5とオリンパスE-3の違いもあるのか1年目の写真とは比べ物にならない発色の良い飛翔写真が撮影できました。
この年、メインで撮影した場所は田んぼの横に水路があり、その水路に虫が発生するのか、その水路の上をツバメが次から次へと飛んで行きます。
水路に沿って飛ぶため動きが直線的ですので理想的な撮影条件でした。ですから最短では4メートルぐらいに置きピンして撮影もしました。ただ、5メートルぐらいの距離になってくると歩留まりは極端に悪くなります。
3年目はイワツバメの集団営巣を見つけ、巣のある橋の周辺を飛び回るイワツバメの飛翔写真をBORG50FL主体で撮影しました。
幅の小さい川に掛かった橋の下に巣をたくさん作っています。
川の上を真っすぐ飛んで来る個体もあるのですが、殆どがランダムな予測のつかない動きです。
前年の水路のツバメはコースの予想がつき易かったのですが、このランダムな動きでは撮影は無理かとも思いましたが置きピンで意外と撮れるものです。
よく観察すると2羽、3羽が同じコースを追いかけるように飛んでいるケースが良くあります。
1羽連写してもすぐに後続のツバメを撮影するようにも心がけました。
その後ヤマセミ撮影地の近くで偶然コシアカツバメの集団営巣を見つけ、この時はBORG71FLにAFアダプター1.7×のAFボーグで撮影しました。
この時も集団営巣で動きがランダムですが、よく見ると巣の付近では動きのスピードがイワツバメのように速くありません。
ですからこれまでは置きピンは固定でしたが、今回はAFで撮影しようとするツバメの下の地面に向けてAFで合わせて置きピン距離を変えてから撮影しました。
この置きピンでの撮影法を初めてからはツバメだけでなく他の野鳥にも応用しています。
ツバメ飛翔写真の撮影方法