塩津漁港の写真と大アジ釣りの紹介

海釣り 初心者におすすめ釣り場所　塩津漁港

〒649-0131 和歌山県海南市下津町の塩津漁港の紹介です。

塩津漁港は大阪からの釣行で非常にアクセスの良い釣り場です。海南インターからGoogleマップで４km６分となっています。

人気のある釣り場かと言うとそうでもないですが、季節の良い連休などはたくさんの釣り人で賑わいます。この釣り場は釣り方も色々で沖側の「塩津漁港赤灯」にはルアーやエギングの人が並び、内側のT字の波止やＬ字の波止などではサビキ釣り、カゴ釣り、ルアー、エギ。Ｌ字の根元の護岸にはチヌ釣り師が並びます。ずっと以前は沖の波止にチヌ釣り師がずらっと並び、塩津はチヌ釣り場というイメージを持っていた釣り場です。

Googleマップをみれば分かるように、塩津の入り江はもともとの自然の海岸から地図で見て左側は埋め立てられ、以前はなかったＬ字の波止が出来ています。航空写真でみるとＬ字の波止の角は湾の中央に近いことがわかります。ですからこのＬ字の堤防が出来たことで以前より条件が良くなったのではないでしょうか。

ここからは天秤カゴ釣り、遠投サビキ釣り前提の話ですが、このＬ字堤防からは別段遠投の必要もなく、投げる際にも後方が海なので仕掛けをたらすことができ、釣りやすい釣り場です。

駐車場は有料ですが、トイレもウォシュレットのあるようなものではありませんが、きれいにしてくれています。

このようにここ塩津漁港は大阪から近くて海もそこそこ綺麗で色々な釣りが楽しめるフィッシングポイントです。

対岸に見える高層のビルは和歌山マリーナシティのマンションです。そこから左に片男波、新和歌浦、田ノ浦、雑賀崎とつづきます。

私がこの釣り場に行く目的は大アジ狙いです。

初めてこの釣り場に行った時はここで尺鯵が釣れるとは思っていませんでした。
何月だったかはっきりとは覚えていないのですが、午後３時ごろに釣り始めた時に丁度ご夫婦で釣られていた奥さんが型の良いアジを上げるところでした。

あわてて釣り始めて夕方薄暗くなるまでに二人で３０匹ほど釣ることが出来ました。その時は尺は超えていませんでしたが大満足でそれから塩津漁港はお気に入りの釣り場の一つになりました。

釣り座　Ｌ字の堤防

このＬ字の波止の難点は椅子に座ると向こうが見えないこと。ずっと立っていないといけません。
それと足元が見えないので玉網が使い難いこと。幸いこれまで引き抜きで上げられない大物は釣っていません。

私は大体この辺りから正面向いて投げています。それほど遠投の必要も無く釣れる時は何処でも釣れるという感じです。棚もそれほど気にする必要はありません。二人で棚を変えて釣っていてもどっちも釣れます。

ちなみにここの水深は潮位でも違うでしょうが、下の写真の位置からある程度投げて５ヒロ強でウキが寝てしまうと目安にしています。ここは後ろが海で投げやいのですが、あまり投げすぎると逆に浅くなるように思います。

実際にどれぐらいの棚にしているかというと4ヒロ前後にしていることが多いです。ハリスの長さは精々矢引程度です。

波止際で１ヒロ半程度でチヌやアイゴが来たこともあります。波止際何メートルかは捨て石が入っているようであまり深くすると根掛かりします。

大アジ釣りの仕掛け

棚の深さや遠投、チョイ投げで明確な差は感じたことはないのですが、サシ餌を付けないサビキ仕掛けと、サビキでも下に天秤でエサを付けて釣るのでは差が出ます。やはり撒き餌だけでなくサシ餌はあった方が良いです。

それで以前はサビキの下にキス用の軽い天秤を付け、それに蓋付きのプラカゴと40～50センチのハリスの針にサシ餌を付けて釣っていましたが、最近はサビキは使わずに天秤カゴ仕掛けが殆どです。サビキより絡ませ難いしサシ餌をつけるならこちらが楽です。大アジは滅多にサビキに連で掛かることはありません。

あと天秤ですが、矢引程度のハリスなら２０センチぐらいのキス用で大丈夫です。

ただ、最近私は自作天秤です。というのはロケットカゴを使ってからあまりの軽さに驚いてこれしかないという状態です。

軽いというのは巻き上げのことで網カゴやサビキカゴは仕掛けの回収が釣れてなくても非常に重いです。網のカゴなどエサの出も悪いので重くて大変です。
それと比べるとロケットカゴはカゴが付いてないような軽さで巻取りできます。

ロケットカゴはその形状からエサの出が悪いのではないかと思っていましたが、アミエビは穴を小さく絞ってもまずエサが残りません。オキアミはバケツで少し切っておいた方が良く出ますが。ただロケットカゴはエサが残っていても巻取りは軽いです。

このロケットカゴを使うのに市販の天秤ではイマイチ使い難いところがあるので自作するに至りました。自作は太い超硬ステンレス線を使わなければ製作は簡単です。先丸ペンチと超硬ステンレス線、圧着スリーブ、収縮チューブがあれば作れます。エサ入れは箸かスプーンを使います。手でも良いですが。

大アジ釣りのエサ

通常堤防からサビキのアジ釣りはアミエビを使います。サシ餌は付けません。
和歌山の北港海釣り公園などの常連さんたちは撒き餌がアミエビで、サシ餌も撒き餌のアミエビの中から大きめのものを選んで付けていました。確かに撒き餌と刺し餌は同じ方が良いでしょう。しかし大アジはどうもオキアミの方が良いようで、私自身は撒き餌アミエビ、刺し餌オキアミに変わってきていました。

刺し餌がオキアミに変わるとオキアミで大アジが釣れるのだから撒き餌もオキアミでええやろと思い、他の釣りではオキアミ、アジはアミエビは面倒なので最近はどの釣りもオキアミに決めています。
オキアミならブロック一枚あれば刺し餌も撒き餌それだけでOKです。

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